山下研究室 NEWS/YAMASHITA LAB NEWS

京都大学 iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 幹細胞分化制御学 /Laboratory of Stem Cell Differentiation,Center for iPS Cell Research and Application (CiRA),Kyoto Japan

特定病院助教の升本さんが、第4回日本再生医療学会YIA(若手奨励賞)最優秀賞(基礎研究部門)を受賞しました。

第4回日本再生医療学会YIA(若手奨励賞)最優秀賞(基礎研究部門)を受賞しました。

優秀賞6演題による受賞者講演に対する審査の結果、最優秀に選ばれました。

演題名:

Mouse and human pluripotent stemcell-engineered cell sheets re-assembled with defined cardiovascular populations ameliorate reduction in infarct heart function through cardiomyocyte-mediated neovascularization

内容:

幹細胞を用いた心臓再生は不全心に対する有望な治療手段になりえますが、現行の心臓への幹細胞移植では様々な分化段階・系統の細胞群が含まれ、細胞・分子メカニズムの正確な理解を困難にしています。我々は今回、マウスES/iPS細胞を用いた心血管細胞の系統的分化誘導・純化法(Yamashita, Nature 2000 / FASEB J 2005) と、温度感受性培養皿による細胞シート技術を併用することにより、心臓細胞を再構成した心臓組織シートを作製し、虚血心(ラット亜急性期心筋梗塞モデル)への移植効果を検討し、さらに種々の細胞の組合せにより予見的にその作用機構を解析しました (Masumoto, Stem Cells 2012)。

さらに我々は最近、ヒトiPS細胞における心筋細胞・血管内皮・壁細胞同時誘導法を応用することにより作製した細胞シート移植による、ラット亜急性期心筋梗塞モデルへの心機能回復効果を認めました。


このように多能性幹細胞由来心臓組織シートは、心臓再生治療における効果的な手段になり得ると考えています。

  20120614masumoto-1.jpg  20120614masumoto-2.jpg  20120614masumoto-3.jpg

テーマ:再生医科学の研究生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/06/14(木) 17:46:13|
  2. 受賞
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Author:山下 潤 研究室 JUN YAMASHITA
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山下研究室では、ES細胞(胚性幹細胞:embryonic stem cells)及びiPS細胞(人工多能性幹細胞:Induced pluripotent stem cells)を用いて、心血管系の細胞分化・再生に関する研究を行っています。
 
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