山下研究室 NEWS/YAMASHITA LAB NEWS

京都大学 iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 幹細胞分化制御学 /Laboratory of Stem Cell Differentiation,Center for iPS Cell Research and Application (CiRA),Kyoto Japan

中根さんの論文がアクセプトされ、記者レクチャーが開催されました。News! Engineering heart cells

中根さんの論文がアクセプトされました!

ポイントは、

●ヒトiPS細胞から分化誘導した心筋細胞および血管構成細胞を用いてメッシュ状の人工心臓組織を作製することに成功した。
●ヒトiPS細胞由来メッシュ状心臓組織をラット心筋梗塞モデルに移植することにより、心機能の回復と心筋層の再生を認めた。

です。
論文の詳細は以下の通りです。

論文名
"Impact of Cell Composition and Geometry on Human Induced Pluripotent Stem Cells-Derived Engineered Cardiac Tissue"
ジャーナル名
Scientific Reports
著者
Takeichiro Nakane, Hidetoshi Masumoto, Joseph P. Tinney, Fangping Yuan, William J. Kowalski, Fei Ye, Amanda J. LeBlanc, Ryuzo Sakata, Jun K. Yamashita, Bradley B. Keller*

詳細は、IPS細胞研究所ウェブサイト のニュース・イベントページ
ヒトiPS細胞から心筋細胞、血管細胞を含むメッシュ状の人工心臓組織を開発

をご覧ください!

Scientists from CiRA and the University of Louisville show
the geometry of a graft influences heart transplantation outcomes.
Scientists from CiRA and the University of Louisville in the United States report the effective therapeutic function of engineered cardiac tissue (ECT) made from human iPS cells for heart failure. ECT were made on custom polymer molds so that cellular components and geometry could be modified. Certain geometries were consistent with better cell survival and function following the transplantation of ECT into animal hearts(CiRA Website)

The datail is ↓
CiRA Website News amd Evemt Engineering heart cells

テーマ:iPS細胞研究と再生医科学の研究生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2017/04/03(月) 21:28:46|
  2. 論文掲載
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

幾野さんの論文がアクセプトされ、CiRA内において記者レクが開催されました。

昨年3月まで大学院生として在籍していた、幾野さんの論文がPloS Oneにめでたくacceptとなり、
CiRA内において記者レクが開催されました。
ポイントは、
iPS細胞から高効率に血管内皮細胞を作る方法を確立した。
iPS細胞の実用化の一例としてすでに製品化されている。
ロット間差がなく安定した実験結果が得られる内皮細胞として有用である。
多様な内皮細胞を作り出す元になる細胞としても利用できる。
というものです。
詳しくは、↓
詳細は、IPS細胞研究所ウェブサイト のニュース・イベントページ ヒトiPS細胞から高効率に血管細胞を作る方法を開発
をご覧ください!

研究成果がきちんと形になることは大変重要ですね。
全員、後に続け、とエンジンかかっています。


論文名
"Efficient and robust differentiation of endothelial cells from human induced pluripotent stem cells via lineage control with VEGF and cyclic AMP"
ジャーナル名
PLOS ONE
著者
Takeshi Ikuno1, 2, Hidetoshi Masumoto1, 2, Kohei Yamamizu1, Miki Yoshioka1, Kenji Minakata2, Tadashi Ikeda2, Ryuzo Sakata2, Jun K Yamashita1

20170313-1.jpg  20170313-2.jpg

テーマ:iPS細胞研究と再生医科学の研究生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2017/03/13(月) 19:01:46|
  2. 論文掲載
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

山水さんの論文がアクセプトされました!CiRA Website News "Recreating the blood-brain barrier in the lab"

山水さんの論文がアクセプトされました!

iPS細胞から血液脳関門モデルの作製に成功した内容です。

ポイントは、

●ヒトiPS細胞から血管内皮細胞・周皮細胞・ニューロン・アストロサイトを作製・共培養し、
血液脳関門に特異的な輸送体やバリア機能を示す脳血管内皮細胞を作製した。
●脳血管内皮細胞の特徴を有するには、ニューロンにおけるDll1遺伝子の発現により
Notchシグナル伝達系が活性化されることが必須である。
●ヒトiPS細胞由来脳血管内皮細胞を用いて、血液脳関門のモデルを作製した。
●作製した血液脳関門モデルにおける薬物の透過性は、体内の血液脳関門と同様の傾向を示した。

です。
論文の詳細は以下の通りです。

論文名
"In vitro modeling of blood-brain barrier with human iPS cell-derived endothelial cells, pericytes, neurons, and astrocytes via Notch signaling"
ジャーナル名
Stem Cell Reports
著者
Kohei Yamamizu *, Mio Iwasaki, Hitomi Takakubo, Takumi Sakamoto, Takeshi Ikuno, Mami Miyoshi, Takayuki Kondo, Yoichi Nakao, Masato Nakagawa, Haruhisa Inoue, and Jun K. Yamashita


詳細は、IPS細胞研究所ウェブサイト のニュース・イベントページ
iPS細胞から血液脳関門モデルの作製に成功

をご覧ください!

The BBB arbitrates which substances travel from the brain.
CiRA scientists have developed an iPS cell-based BBB model to predict drug effectiveness.

The datail is ↓
CiRA Website News "Recreating the blood-brain barrier in the lab"

テーマ:iPS細胞研究と再生医科学の研究生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2017/02/24(金) 09:25:13|
  2. 論文掲載
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

松尾さんの論文がアクセプトされました

山下研究室の大学院生だった松尾さんの論文がアクセプトされました。
おめでとうございます!
内容は以下のとおりです。

Efficient long-term survival of cell grafts after myocardial infarction with thick viable cardiac tissue entirely from pluripotent stem cells.
Matsuo T, Masumoto H, Tajima S, Ikuno T, Katayama S, Minakata K, Ikeda T, Yamamizu K, Tabata Y, Sakata R, Yamashita JK.
Sci Rep. 2015 Nov 20;5:16842. doi: 10.1038/srep16842.
PMID: 26585309 Free PMC Article

これまで我々はマウスの胚性幹細胞(ES細胞)から心筋や血管の細胞を含む直径約1cmの「心臓組織シート」を作製してきました。従来はこのシートを4枚以上重ねると細胞が死滅していましたが、今回ゼラチンの微粒子を間に挟む工夫を行い、酸素や水の通過を容易にし、最大15層に重ねた厚さ1ミリの積層化シートの作製に成功しました。
心臓は伸び縮みするため、これまでの細胞移植治療では、細胞が生きた状態で心臓に定着する生着効率の悪さが課題でした。この手法で多層化シート即ち大量の細胞が移植可能となり、生着効率の改善につながりました。
 更にこの積層化シートを心筋梗塞ラットモデルに移植したところ、心機能の改善が得られました。
今後、臨床面では心臓移植以外に治療手段のないような重症心不全患者さんを治療できるようになる可能性があります。また研究面ではこの積層化シートは心臓以外の他の臓器にも幅広く応用できるため、今後の再生医療全体に大きく貢献し得ると考えられます。
(松尾さん)

テーマ:iPS細胞研究と再生医科学の研究生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2015/11/16(月) 20:10:55|
  2. 論文掲載
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

研究員の松永さんの論文がアクセプトされました。

Matsunaga T, Yamashita JK*

Single-step generation of gene knockout-rescue system in pluripotent stem cells by promoter insertion with CRISPR/Cas9
Biochem Biophys Res Commun, 444: 158-163, 2014

最新のゲノム編集技術であるCRISPR/Cas9システムを応用し、標的遺伝子本体は操作せず、標的遺伝子の内在性プロモーター領域に誘導性プロモーター配列を挿入することによって標的遺伝子発現を制御する新規手法の開発をしました。
これにより簡便にノックアウト・レスキューの実験系を構築できます。
この手法は非常に汎用性が高く、様々な分子機能解析及び幹細胞研究に広く応用されることが期待されます。

この論文はBBRC (Biochemical and Biophysical Research) 誌における 
「Most Downloaded Biochemical and Biophysical Research Communications Articles (in the last 90 days)」
にて、2014年4月3日現在6位となっており、他の研究者達からも注目されています。

テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2014/04/09(水) 19:53:43|
  2. 論文掲載
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  4. | コメント:1
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山下 潤 研究室 JUN YAMASHITA

Author:山下 潤 研究室 JUN YAMASHITA
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このブログでは、山下研究室のさまざまな出来事を掲載しております。

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