山下研究室 NEWS/YAMASHITA LAB NEWS

京都大学 iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 幹細胞分化制御学 /Laboratory of Stem Cell Differentiation,Center for iPS Cell Research and Application (CiRA),Kyoto Japan

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松尾さんの論文が受理・公表されました。「簡便に心臓組織シートを多数積層化する新技術」

心臓への細胞移植治療では、「移植細胞の長期生存が難しい」というのが世界的な問題でした。細胞シートの移植でも、心臓では1-2ヶ月でほとんどの細胞が消失してしまいます。移植細胞量を増やすためシートを積層化しようとしても、4枚以上積み重ねると内部が低酸素などにより壊死し始めてしまい、積層化にも限界がありました。
 今回我々は、この限界を乗り越える簡便で優れた方法を開発しました。ゼラチンハイドロゲル微粒子(GHM)(京都大学再生医科学研究所田畑先生との共同研究)をシートの間に挿み込みながら積層化することにより、多数のシートを簡便に、壊死しないで積層化できること(現在15枚)を示しました。心筋や血管の細胞を含む心臓組織シートをマウスES細胞を用いて作製し、GHMを使って5枚積層化してラット心筋梗塞モデルへ移植したところ(京都大学心臓外科学との共同研究)、移植後3ヶ月の時点でも、内部に機能的な血管をともなった移植心臓組織が、従来よりも圧倒的に効率よく残存していました。心臓移植を必要とする重症心不全のように、再生心筋による真の心臓再生が必要な状況においても効果を発揮しうる新しい治療法となることが期待されます。
 現在ヒトiPS細胞からも同様の構造を作製し、モデルラットへの移植実験を行っています。今後さらに大型の動物を用いて有効性・安全性を検証し、できる限り早く人への応用を実現したいと思います。またこの方法をより多くの人が使える様に積層化心臓組織シートの製品化も進めています(iHeart Japan株式会社)。iPS細胞の実用化が実現され、1人でも多くの方が新しい治療の恩恵を被ることができるように努力していきたいと思います。ご支援ご協力よろしくお願い申し上げます。(文責:山下)

山下先生が松尾さんの論文について記者発表を行いました。
京都大学再生医科学研究所の田畑先生、心臓外科学の南方先生、CiRA特命助教でもある升本さんも一緒です。
内容は「心臓組織シート」多層化で長期間機能したというものです。

たくさんの記者さんが集まってくれました。以下、記者発表の様子です。

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カメラマンさん、かっこいいですね。 たくさんの記者さんが来てくださいました。心臓病治療に対する期待が伺えます。
  
20151119-2.jpg 

協力して仕事を成し遂げた先生方。(時間が合わずにこの場に出席されていない先生方もおられます。)

 20151119-4.jpg

記者発表が終わった後。個々の質問や名刺交換で、山下先生、大人気です。


以下、論文の発表に合わせて、メディアにその後、掲載されたものです。

山下先生も升本さんもかっこよくばっちり映ってます↓

テレビ

心臓組織シート 工夫で効果
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151121/3674831.html
11月21日 07時54分 NHK NEWS WEB


新聞

ES細胞:京大「心臓組織シート」多層化で長期間機能
http://mainichi.jp/select/news/20151121k0000m040184000c.html
2015年11月21日 毎日新聞

生きた心臓シートを厚く積層 京大、心不全治療の治験目指す
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H8I_R21C15A1CR0000/
2015年11月21日 日本経済新聞

心不全治療に光明 ES細胞心筋シート、定着しやすく 京大チームが開発
http://www.sankei.com/west/news/151121/wst1511210025-n1.html
2015年11月21日 産経WEST

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テーマ:iPS細胞研究と再生医科学の研究生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2015/11/19(木) 12:30:27|
  2. メディア掲載
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BS朝日「鳥越俊太郎 医療の現場!」の取材がありました。

BS朝日「鳥越俊太郎 医療の現場!」の取材がありました。
iPSから作った心筋細胞を顕微鏡で初めてみたかもしれない、取材のスタッフのみなさま。
いかがですか?動く細胞というのは??

山下先生、テレビでかっこよく映るかな?

放送は、5月30日(土) 15:30-16:00(午後)
      
再放送は6月5日(金)  5:25-5:55 (朝)

以下、BS朝日医療の現場からよりの抜粋です ↓

鳥越俊太郎 医療の現場! 高齢社会、少子化、地域の医師不足、かかりつけ医の重要 性など、21世紀の医療問題をテーマに、著名な医師にズバリインタビュー! さまざまな 医療問題の核心にゲンバ目線で迫るのが、この番組です。
http://www.bs-asahi.co.jp/genba/


20150512-1.jpg 20150512-3.jpg
20150512-2.jpg



※ 写真の掲載の許可をいただいています。

テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2015/05/12(火) 18:14:25|
  2. メディア掲載
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iPS細胞研究所 2期棟 が竣工し、引っ越しをしました!

iPS細胞研究所 2期棟 が竣工し、山下研究室が、引っ越しをしました!
2期棟5階に藤渕研究室と同居です。

IMGP5806-2.jpg  IMGP5807-3.jpg
20150608-1.jpg  20150608.jpg

ちなみに
PS細胞研究所 3期棟 も建設中です。↓

20150529 3ki-1






テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2015/04/15(水) 18:23:56|
  2. メディア掲載
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第38回京都大学品川セミナーにて山下先生が講演をし、読売新聞に掲載されました。

2013年7月5日に行われた京都大学品川セミナーにて、山下先生が講演を行いました。
講演タイトルは「多能性幹細胞を用いて多面的に心臓再生に挑戦する」です。

この様子は読売新聞に掲載されました。
掲載内容ついては、「メディア紹介」のページでご確認いただけます。
ぜひ、ご一読ください。
記事のpdfファイルはこちらからも開けます。

  1. 2013/08/08(木) 17:24:29|
  2. メディア掲載

米国科学誌セル・ステムセルに掲載&メディアで報道されました。

京大・再生医科学研究所の山下潤准教授らの研究グループが、幹細胞の分化の速さの調節を行う分子機構を解明したとして、
12.06.14 京大、細胞の分化機構を解明-関与たんぱく質特定[日刊工業新聞]、

目的細胞へ分化期間短縮 [京都新聞]ほか、

多数webサイトのニュースにて掲載されました。

この論文は、2012,2,24 に研究員の山水さんの論文がアクセプトされましたとして紹介しました論文です↓

Yamamizu K, Fujihara M, Tachibana M, Katayama S, Takahashi A, Hara E, Imai H, Shinkai Y, Yamashita JK.
"Protein kinase A determines timing of early differentiation through epigenetic regulation with G9a"
Cell Stem Cell, 10: 759-770, 2012

細胞分化の”タイミング“に着目し、そのメカニズムを解明しました。個体発生や幹細胞分化は協調的にかつ精密に制御されています。発生分化研究が進展してきたにも関わらず、細胞分化の”タイミング“に焦点をあてた研究は行われてきませんでした。我々は分化過程においてプロテインキナーゼAがヒストンメチル化酵素G9aを介して、未分化維持に重要な役割を果たすOct3/4, Nanogを制御し、細胞分化のタイミングを制御していることを明らかにしました。


この論文は、米国科学誌セル・ステムセル 5周年記念号に掲載され、6月に横浜で行われたISSCRにて参加登録者に配布されました。


京都大学のHPにても、ニュース幹細胞の分化タイミングを制御する新しい分子機構-シグナルとエピゲノムの新しい連関-として紹介されております。



テーマ:再生医科学の研究生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/06/14(木) 10:04:24|
  2. メディア掲載
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プロフィール

Author:山下 潤 研究室 JUN YAMASHITA
山下研究室へようこそ! Welcome to Yamashita Lab!

山下研究室では、ES細胞(胚性幹細胞:embryonic stem cells)及びiPS細胞(人工多能性幹細胞:Induced pluripotent stem cells)を用いて、心血管系の細胞分化・再生に関する研究を行っています。
 
このブログでは、山下研究室のさまざまな出来事を掲載しております。

オフィシャルサイトは⇒山下研究室

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